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東京都、南大沢周辺でMaaS(Mobility as a Service)の実証実験を実施 [ニュース]

東京都、南大沢周辺でMaaS(Mobility as a Service)の実証実験を実施 [ニュース]

「スマート東京」の実現に向け、東京都はMaaS(Mobility as a Service)の実証実験を実施する。

東京都は、八王子市、東京都立大学、協力企業・団体等と「南大沢スマートシティ協議会」を設立し、地域の特性や課題・ニーズに対応した先端技術の活用方法や将来のまちづくりについて検討を重ねていた。今回は、協議会での取組みの一環として、協議会委員である京王電鉄株式会社と三井不動産株式会社を中心に、地元企業等の協力の下、電動のシェアサイクルを含むMaaS等の実証実験を実施する。

<実証実験のポイント>

1. 期間:令和3年11月1日(月)から令和4年1月31日(月)まで

2. 場所:京王電鉄相模原線「南大沢」駅周辺地区

3. 対象者:誰でも利用可能

4. 参加方法:スマートフォン用webサイトやアプリにて各種チケットを購入または参照することで実証実験に参加することができる。

5. 目的:鉄道やバスに加え、八王子市と連携して設置した電動のシェアサイクル等、複数の移動手段を最適に組み合わせるMaaS等の実証実験を行い、まちの回遊性や賑わいの創出効果等を検証する。また、11月中は、南大沢駅周辺の店舗と小山内裏公園等の4つの公園とが連携したイベントを実施し、まちの回遊性や賑わいの創出効果を高めていく。

6. 実施内容(※がついているものは12月以降も継続。年末年始は一部休止あり)

・移動(鉄道)と買い物を組み合わせた「南大沢お買い物チケット」を販売

・路線バスと電動シェアサイクルとを組み合わせた「南大沢周遊チケット」を販売

・商業店舗や駅周辺の公園と連携したWebスタンプラリーを実施

・スマートフォンのカメラを通じて表示される実際の風景に地図を重ねるARマップの提供

・タイムセール等の情報をアプリ(裏面にアプリの詳細あり)で発信し人流を誘導※

・都立大の学生によるデジタルマップでの地域スポットの紹介※

・タクシードライバーによるお買物付き添いサービスを実施※

(参考)使用するサービスの紹介

「TAMa-GO」

・京王線沿線などのお出かけや移動をお得にするスマートフォン専用サービス。ショッピングやレジャーがお得になるWebチケット販売や、おすすめスポット情報をマップで紹介している。(https://tama-go.jp)

「TheTIMESALE」

・近くの店の「今だけお得」な情報を配信するスマートフォン専用アプリ。スーパーや飲食店、ドラッグストアなど、いろいろなお店のお得なタイムセール情報を配信している。(https://www.thetimesale.jp)

(関連ホームページ)

・特設サイトを開設し、Webチケットを利用できる店舗の詳細やWebスタンプラリーのスポット等を紹介している。(https://minamiosawa-tanoshimou.com)

・協議会の取組み周知のため、令和3年9月にホームページを開設している。(https://minamiosawa-smartcity.jp/)

(執筆:デジタル行政 編集部 與那嶺 俊)