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長崎県、避難所における混雑可視化システムの導入広がる[ニュース]

長崎県、避難所における混雑可視化システムの導入広がる[ニュース]

長崎県では5月19日に「災害時等における避難所の混雑情報配信に関する協定」を株式会社バカンと締結。(一部の)県内市町村の避難所を対象として、避難所の混雑状況を可視化するシステムを導入していたなか、6月16日には新たに対馬市にも導入が拡大し、6月17日現在は県内13市町村の避難所が対象となっている。

長崎県では2020年の台風10号の際に、県内計682カ所の避難所に2万1835人の県民が避難したことを背景に、防災機能向上を県として取り組んでいる。

またコロナ禍においては、感染拡大防止のために人と人との間に距離を確保することが求められており、これは災害時に開設される避難所でも例外ではなく、距離の確保や体調不良者のゾーニングなどが重要になる。一方で、そうした状況下においては各避難所の収容可能人数が従来と比べ少なくなる可能性があり、一部の避難所に人が集中することを避け、分散して避難をすることが必要になる。

これらの状況を踏まえ、長崎県では今後いつ起こるかわからない災害への備えとして、避難者や遠方に住んでいる家族が混雑状況を簡単にスマホなどから確認できるようにし、分散避難を考慮して行動できる環境づくりを図るものとなっている。

避難者はバカンが運営する「VACAN Maps」にPCやスマートフォン等でアクセスすることで、各避難所の位置や混み具合を確認することができる。​それにより各避難所の収容数の平準化を図り、効率的かつ感染症のリスクを抑えた避難環境を整える。混み具合の情報は、各避難所の職員がインターネット上の管理画面から操作することで更新します。表示は、「空いています」「やや混雑」「混雑」「満」の4段階となる(平常時=避難所閉鎖時は、「利用停止中」と表示)。

(執筆:デジタル行政 編集部 柏 海)