熊本県芦北町、職員向けデジタル人材育成研修を実施[ニュース]
熊本県芦北町にて、第4回目の職員向けデジタル人材育成研修が実施された。
今回の取り組みは、合同会社DMM.comによるもの。幅広い部署に勤める職員を対象に、約3ヶ月間のワークショップでDX推進の基盤となる人材(DX推進リーダー)を育成する。
背景
熊本県芦北町は、町民の利便性向上を目指して持続可能な行政サービス提供・デジタル社会実現に向けた自治体DXを推進している。
そのための取り組みとして、「DX推進リーダー」を育成し、DXによる町の新たな価値創造と地方創生実現を目指した活動を継続的に実施している。
今回の取り組みは2022年から継続している今年で4回目となる人材育成研修で、2025年は8月6日から約3ヶ月の期間で実施した。
概要
DMM地方創生によって提供された今回の研修は、DMMグループが培った教育支援ノウハウを活用した、自治体職員向け研修プログラム。
10時間から12時間程度のオンラインテキスト学習に、8時間程度のワークショップがセットになっている。
基礎知識をテキストで学んだ上で、ワークショップで地域課題抽出を行い、事業企画の立案を行う。
自治体DXに不可欠な生成AIの最新情報もカリキュラムに組み込まれている。
(執筆:デジタル行政 編集部)