相模原市、スマートフォン普及促進のため大手携帯キャリア4社と協定を締結[ニュース]

相模原市、スマートフォン普及促進のため大手携帯キャリア4社と協定を締結[ニュース]

神奈川県相模原市は、市民のスマートフォン普及促進に向けた実証実験「もっとチャレンジ! さがみはら~スマホチャレンジ~」を行うため、大手携帯キャリア4社と協定を締結した。

スマートフォン普及促進を目指す理由

相模原市中山間地域の一部では、防災無線が届きにくく、市民が災害情報を得られないことが課題だ。スマートフォンがあれば、災害時には防災情報がプッシュ通知で届き、市民は無線に頼らずとも必要な情報を得られるようになる。相模原市がスマートフォンの普及を目指す理由は、市民が災害時に情報を得やすくなる環境の整備にある。

実証実験の内容

津久井・相模湖・藤野地区の総合事務所では、各地区に住む65歳以上の市民を対象に4社による無料のスマートフォン教室が開設される。またスマートフォン非所有者には、100台限定で半年間の無償貸与を行う。

また、教室参加者へのアンケート実施や携帯キャリアとの意見交換会などの取り組みも行う。相模原市ではこうした取り組みを通じて、より効率的な普及方法を検討する予定だ。

(執筆:デジタル行政 編集部)