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【滋賀県】サイクリングアプリを活用した観光需要の創出[先進事例]

【滋賀県】サイクリングアプリを活用した観光需要の創出[先進事例]

滋賀県は自転車での周遊観光を促進するため、サイクリング専用アプリ「BIWAICHI Cycling Navi」を公開した。アプリに蓄積されたデータを活用し、観光需要の拡大を図る。

導入の背景

滋賀県は自然に恵まれた地域であり、自転車で周遊観光すると美しい景観が楽しめる。国指定のナショナルサイクルルートである「ビワイチ(琵琶湖一周のルート)」を中心にサイクリングが盛んだ。滋賀県は県内全域でサイクリングを楽しんでもらうため、周遊観光の推進に取り組んでいる。その一環として、サイクリング専用アプリである「BIWAICHI Cycling Navi」を公開した。

アプリの活用

滋賀県はサイクリング専用アプリを通して、観光需要の創出を図る。このアプリはナビゲーション機能を搭載しており、県内の観光地や飲食店を案内できる。アプリを活用して観光スポットへの立ち寄りを誘発し、サイクリングがより楽しめる環境を作る。さらにアプリを活用してユーザーの行動を分析し、ビッグデータの構築を図る。アプリに蓄積されたログデータを活用し、消費者のニーズを探ることが目的だ。分析したデータを県内の事業所と共有し、新たな観光需要の促進を図る。滋賀県は将来を見据えて、サイクルツーリズムの推進に取り組む。

【参考情報】 

人口:141.9万人 

関連URL: http://static.cld.navitime.jp/smartstorage/gov_cycle/shiga/html/app_ info.html (ビワイチアプリ)

※本記事は令和4年9月に総務省より公表された「地域社会のデジタル化に係る参考事例集【第2.0版】」を基に作成・編集している。

総務省「自治体DXの推進」: https://www.soumu.go.jp/denshijiti/index_00001.html

「地域社会のデジタル化に係る参考事例集【第2.0版】」:

https://www.soumu.go.jp/main_content/000835268.pdf

(執筆:デジタル行政 編集部)