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【神奈川県・協議会参加市町村】位置情報を活用した観光地の混雑状況の見える化[先進事例] 

【神奈川県・協議会参加市町村】位置情報を活用した観光地の混雑状況の見える化[先進事例] 

神奈川県は、県と県内市町村で構成する神奈川県観光振興対策議会を通じて、県内の観光振興に関する取り組みを推進している。その中で、コロナ禍における観光地の混雑状況の把握を目的にデジタルによる混雑状況の見える化を実施している。

サービス内容

神奈川県公式観光サイト「観光かながわNOW」にて公開されている混雑状況の確認方法は4つある。今回は、そのうちの「モバイル空間統計」について紹介する。

・モバイル空間統計マップ

株式会社NTTドコモと株式会社ドコモ・インサイトマーケティングが提供している。県内の40か所に及ぶ観光地の混雑状況を詳細に表示できる仕組みだ。モバイル空間統計では、最短1時間前から過去24時間分の人口分布状況がわかる。なお、エリアの滞在人口を表示させたもので、個別の施設については対応していない。

まとめ

神奈川県は、新型コロナウイルスの感染防止に伴って、ほかにも3つの混雑状況が把握できる方法を公式観光サイトのホームページにて公開している。どれも手軽に検索できるため、観光前に混雑状況を把握する手段として有効である。また、旅行者が安心して旅行を楽しめるように「旅行者のための感染防止サポートブック」も発行しており、QRコードを読み取ることで雑状況が見られるページを表示している。

【参考情報】 

人口:922.0万人

関連URL:https://www.kanagawa-kankou.or.jp/

(観光かながわNOW HP)

本記事は令和4年9月に総務省より公表された「地域社会のデジタル化に係る参考事例集【第2.0版】」を基に作成・編集している。

総務省「自治体DXの推進」: https://www.soumu.go.jp/denshijiti/index_00001.html

「地域社会のデジタル化に係る参考事例集【第2.0版】」:

https://www.soumu.go.jp/main_content/000835268.pdf

(執筆:デジタル行政 編集部)