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宮城県、スタートアップの定着・成長を支援する「テクスタ宮城」を推進[ニュース]

宮城県、スタートアップの定着・成長を支援する「テクスタ宮城」を推進[ニュース]

宮城県は、産学官金と連携して「テック系スタートアップ・サポートコンソーシアム」(通称「テクスタ宮城」)を設立した。また、小型宇宙環境利用プラットフォームである「ELS-R」を開発している株式会社ElevationSpaceが「テクスタ宮城」に参画することを発表。宮城県は今後、同社や地域と連携しながら人工衛星開発を加速する方針である。

テクスタ宮城の設立経緯

宮城県は、産業政策の重要課題である、テック系スタートアップの成長を県全体で支援することを推進している。その一環として「テクスタ宮城」を設立し、スタートアップの定着および成長を、地域全体で支援することを掲げている。

株式会社ElevationSpaceは、東北大学発の宇宙事業スタートアップである。東北大の研究室にてこれまでに開発してきた、15機以上の小型人工衛星から得られた知見・技術を生かし、小型宇宙利用および回収用プラットフォームである「ELS-R」を開発している。人工衛星の開発には多額の費用、高度な技術を要する。山形県は、テクスタ宮城へ参画する同社へ協力を行い、2025年の技術における実証機打ち上げに向けて支援する。

今後さらに県内企業・金融機関や自治体と連携を深める予定である。

(執筆:デジタル行政 編集部)