智頭町、コネクテッドカーで高齢者のフレイル度チェック[ニュース]
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鳥取県智頭町はコネクテッドカーで高齢者のフレイル度チェックを実施している。
智頭町では、令和3年度鳥取県補助金で「智頭Miraizeプロジェクト」を立ち上げ、通信環境を備えたコネクテッドカーを活用した出張型の行政サービスを開始。本プロジェクトは、森のミニデイ(住民主体で開催する週 2 回のミニデイサービス)などの活動に合わせた介護予防システムの利用による地域福祉向上、防災現地対策本部機能の搭載による地域防災向上、マイナンバーカード交付申請など行政サービスの出張提供を目的としたプロジェクトとなる。

この度導入されたコネクテッドカーに導入されたフレイル評価システム「ASTERⅡ」(アスターツー・株式会社コロンブス)では、25問(厚生労働省作成)の質問に回答するだけで、即時にフレイル度(高齢者の心身の衰え度)を判定できるシステムとなっている。
4月11日には、森のミニデイにて、平井鳥取県知事、金兒智頭町長、地域住民らを迎え智頭町主催のお披露目会が開催され、コネクテッドカーと保健師が出向き、フレイル度のチェック等が実施された。

(執筆:デジタル行政 編集部 柏 海)