兵庫県神河町、地域活性化に向けたDX推進プロジェクトを始動[ニュース]
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2025年4月、兵庫県神河町は株式会社ノベルワークスと共同で、地域活性化および地域人材育成を目的としたDX推進プロジェクトを始動した。
本取り組みでは、高校生を対象にしたDX人材育成ワークショップの実施をはじめ、地域企業向け「デジタル相談窓口」「IT・DXセミナー」開催など、地域全体で多面的なデジタル化支援を行う。
背景
神河町では、少子高齢化・若年層の流出などの地域課題が深刻化し、将来における仕事の担い手不足が懸念されている。
これを受けて、神河町は株式会社ノベルワークスと共同で、デジタル技術活用を通した地域の魅力向上・雇用創出・産業活性化などを目的とした取り組みを開始した。
なお、本取り組みでは活動の円滑な推進・情報共有の基盤として、サイボウズ株式会社の「自治体まるごとDXボックス」を活用している。
将来の展望
本取り組みによって対象となる高校の生徒が地域企業の課題解決に触れることで、地元企業への就職・人材の定着につながることが期待される。
将来的には高校生だけではなく、地域住民・シニア層などを対象とするDX人材育成ワークショップ開催や、地域におけるIT教育の場の創出も検討されている。
神河町はノベルワークスと今後も連携し、地域の持続可能な発展や魅力あるまちづくりを目指す。
（執筆：デジタル行政 編集部）