東京都大田区、「FAST財務会計」導入決定[ニュース]
2025年5月、東京都大田区に「FAST財務会計」の導入が決定された。
「FAST財務会計」は、東京都渋谷区のジャパンシステム株式会社が提供する会計システム。東京都大田区を含めて東京都特別区における導入実績が13団体あるシステムだ。
背景
東京都大田区では、従来の財務会計システムの稼働開始から17年以上経過している。
古いシステムを使い続けている状況下で財務伝票の電子決裁導入が検討されており、この度業務にかかわる複数のシステムを同時に更改する運びとなった。
「FAST財務会計」を提供するジャパンシステム株式会社は、他社システムとの連携について豊富な実績を有している。また、東京都特別区における過去の「FAST財務会計」の導入実績や導入後フォローアップなどの対応力を高く評価し、今回の導入に至った。
システムの特徴
「FAST財務会計」は、行財政運営におけるPDCA(計画(予算)・執行・決算・評価)サイクル強化を実現し、自治体DXの推進に貢献する。
ペーパーレス化・電子決裁・電子請求・データの可視化・分析に対応可能。
また、40年以上にわたって地方公共団体の財務会計業務を支えており、全国で見ると270以上の団体で導入実績がある。
(執筆:デジタル行政 編集部)