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いわき市、パナソニックと「“人づくり”と“まちづくり”の推進に関する連携協定」を締結[ニュース]

いわき市、パナソニックと「“人づくり”と“まちづくり”の推進に関する連携協定」を締結[ニュース]

福島県いわき市と、パナソニック株式会社 エレクトリックワークス社くらし・空間コンセプト研究所は2022年6月27日、「“人づくり”と“まちづくり”の推進に関する連携協定」を締結した。
本協定により、いわき市とパナソニックは生活者調査・研究を活用し、いわき市民の豊かな将来のくらしの実現を目指す。

協定に基づく連携項目は以下のとおりである。

・くらしの幸福度(ウェルビーイング)に関すること
・地域活性化に関すること
・まちの魅力向上につながる生活インフラに関すること
・環境対策に関すること
・その他本協定の目的に沿うこと

いわき市は、人口減少の進行に歯止めをかけ、将来にわたりまちの活力を持続していくことを目的として、今後特に力を入れていく政策の方向性を定めた「いわき創生総合戦略」を策定している。

いわき市の未来の“あるべき姿”を実現するために、「“人づくり”と“まちづくり”の好循環を生み出す」「市民からも、市外からも“選ばれるまち”をつくる」「地域に培われた“生業”を磨き上げ、伸ばす」の三つの基本目標を掲げ、行政はもとより民間事業者やNPOなどの地域団体、市民一人ひとりが知恵と力を結集して、「いわき創生」に向けた戦略を推進し、政府が提唱する「Society 5.0」の実現に向けた取り組みをしていく。

パナソニックのくらし・空間コンセプト研究所は、生活者を様々な視点から研究することで時代のニーズを探る「生活者研究」を通して、生活者の変化の予兆を捉えた将来予測を行い、今後拡大が予測されるニーズに合致した製品開発につなげていく取り組みを進めている。

いわき市が目指している“人づくり”と“まちづくり”の推進においても、くらし・空間コンセプト研究所の培ってきた生活者研究の知見や分析技術の提供を通して、その実現に寄与する。

(執筆:デジタル行政 編集部 野下 智之)