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中野市、学習用タブレット端末を市内小中学校に配備[ニュース]

中野市、学習用タブレット端末を市内小中学校に配備[ニュース]

長野県中野市は国のGIGAスクール構想に基づき、令和2年度末に市内小中学校の児童・生徒が使用する1人1台の学習用タブレット端末を配備した。あわせて、市内各小中学校において、高速大容量通信ネットワークと各教室に充電保管庫を整備し、教室で学習用タブレット端末を活用して授業ができる環境を整備した。

GIGAスクール構想においては「1人1台端末と、高速大容量の通信ネットワークを一体的に整備することで、特別な支援を必要とする子供を含め、多様な子供たちを誰一人取り残すことなく、公正に個別最適化され、資質・能力が一層確実に育成できる教育 環境を実現する」ことが求められている。

中野市では、iPad 第7世代(Apple社、キーボード付きケース、ブルーライトカットフィルム付き)を導入。また、「AI型ドリル学習(家庭学習サービス)」「クラウド型教育支援ツール」「フィルタリングソフト」のサービスもそれぞれ利用し、「自ら課題・問題を見つけ、自ら学び・考え、そして判断・解決していく力」をもった児童・生徒の育成を目指すとしている。

また、児童・生徒の親に向けては、学習用タブレット端末を使用する時のルール「中野市立小中学校における学習用タブレット端末使用規定」を策定し、正しくICT機器を活用することを呼び掛けている。

(聞き手:デジタル行政 編集部 柏 海)