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経済産業省管下の独立行政法人情報処理推進機構、サイバーセキュリティ経営可視化ツールWeb版を公開[ニュース]

経済産業省管下の独立行政法人情報処理推進機構、サイバーセキュリティ経営可視化ツールWeb版を公開[ニュース]

経済産業省管轄下の独立行政法人情報処理推進機構(IPA)は、サイバーセキュリティの実践状況を企業自身がセルフチェックで可視化するためのサイバーセキュリティ経営可視化ツールWeb版(V1.0版)を開発、公開した。

この「可視化ツール」を使うことで、サイバーセキュリティの実践状況を企業自身がセルフチェックで可視化することができる。企業が自社の状況を定量的に把握することで、サイバーセキュリティに関する方針の策定や、適切なセキュリティ投資の実行等が可能となる。

経済産業省では、IPAと協力し、経営者がリーダーシップを取ってサイバーセキュリティ対策を推進するための指針となる、「サイバーセキュリティ経営ガイドライン」を平成27年12月に策定し、平成29年11月には必要な改訂を行った上で、その普及推進を図ってきた。

また、IPAでは、サイバーセキュリティの実践状況を企業自身がセルフチェックで可視化するためのツールとして、サイバーセキュリティ経営可視化ツール(以下「可視化ツール」という。)の開発を行ってきた。

可視化ツールについては、2020年3月にExcel版(β版)をリリースし、その後、ユーザー企業や関係者の皆様からの御意見等を踏まえ改良等を行ってきたが、全ての改良等を終え、Web版(V1.0版)として広く公開するに至った。

同ツールは、原則として、従業員300名以上の企業・組織を対象としている。また、中小企業向けにはより簡易な「5分でできる!情報セキュリティ自社診断」、中小企業の組織向けの「情報セキュリティ対策ベンチマーク」も提供している。

可視化ツールは、IPAのWebサイトで公開している

(執筆:デジタル行政 編集部 野下 智之)