和歌山県、AI PRサービス『PR Master』を試験導入[ニュース]

和歌山県、AI PRサービス『PR Master』を試験導入[ニュース]

和歌山県は、AI広報支援サービス「PR Master」を2025年3月から4月にかけて県内で試験導入した。
当サービスは、国内で初めてのAI活用広報支援サービスで、株式会社シオンが提供するもの。
自治体が本サービスを導入するのは和歌山県が初。

取り組み概要

今回の取り組みは、和歌山県観光連盟・和歌山県庁観光振興課と連携し、県内における観光資源の認知拡大を主な目的として実施されたもの。
実施の結果、期間中に200件を超えるメディア露出を達成した。
今回の取り組みによる経済波及効果は推定で1,000万円以上とされている。

サービス概要

「PR Master」は、生成AIにコンサルティング支援を併せた広報支援ツールで、プレスリリースの作成や配信が簡単に行える。
PRの専門家のアドバイス・サポートも搭載しており、効果的な報道展開を実現できる。
現在、企業や自治体、スポーツ団体などさまざまな領域で導入されており、広報業務DXを支援するソリューションとして注目が集まっている。
今回の試験導入では、限られた予算とリソースの中で、県の魅力を多角的に訴求できる報道展開を目指した。

(執筆:デジタル行政 編集部)