静岡県袋井市、フォーバルに「袋井市中小企業等デジタル化推進業務」を2年連続委託[ニュース]

静岡県袋井市、フォーバルに「袋井市中小企業等デジタル化推進業務」を2年連続委託[ニュース]

静岡県袋井市は、株式会社フォーバルに令和7年度「袋井市中小企業等デジタル化推進業務」を委託した。
本事業では袋井市のデジタル化を促進し、中小企業の経営力向上に貢献する方針。

背景

昨今、労働人口の減少・雇用のミスマッチなどによって、全国の中小企業が深刻な経営課題に直面している。
袋井市内の中小企業では、これらの課題への対応策として、業務のデジタル化が求められている。
袋井市では令和5年度からデジタル化の伴走支援に補助金制度を合わせた事業を行っているが、依然としてデジタル化が進まない企業は存在する。
令和4年度に実施された「中小企業デジタル化に向けた実態調査」では、「何をデジタル化すればよいかがそもそも分からない」「デジタル化の効果が見えにくい」など、導入の初期段階に障壁があることが浮き彫りとなった。
こうした課題に対応するため、経営課題の可視化・デジタル技術の利活用を支援する方針を打ち立てている。

連携項目

本事業の支援内容は以下のもの。

・支援対象事業者選定
・経営課題解決を目指した支援
・補助金申請補助
・事業報告・成果物の納品

株式会社フォーバルは企業ドクターとしての経験・知見を活かして、袋井市の地域経済活性化・持続可能な企業成長実現に貢献する方針だ。

(執筆:デジタル行政 編集部)