栃木県矢板市、株式会社Plaruと連携して観光DXの実証実験を開始[ニュース]

栃木県矢板市、株式会社Plaruと連携して観光DXの実証実験を開始[ニュース]

栃木県矢板市は株式会社Plaruと連携し、観光DX推進に向けた実証実験を開始した。
今回の取り組みでは、AIを利用して旅行計画を立てられるアプリ「Plaru」を活用し、観光客の動向についてのデータを取得したり、デジタルマップを活用した市の魅力発信を行ったりする。
これらの取り組みによって、市内観光における周遊促進・観光施策の高度化を図る。

実証実験概要

今回の実証実験は、AIアプリの活用によって観光客の行動を可視化する。
これによって、観光資源の効果的な活用のほか、観光産業の改善に向けた新たな施策立案にもつなげる方針。
加えて、市内回遊や広域から「ついで寄り」を促すことによって、さらなる観光消費拡大を目指す。

今回の実証実験において矢板市が行うことは以下の通り。
・「Plaru」が作成したモデルコースをSNSや市内の施設を通じて発信
・おすすめ情報についてのアンケート配布・情報収集
・デジタルマップ・観光客データを活用して今後の施策を検討

アプリ概要

「Plaru」は、AIを利用して旅行者の要求に合わせた最適な観光プランを提案できるアプリ。

主な特徴は以下の通り。
・おすすめスポット・観光地について、地図上から簡単に検索できる
・出発地・目的地・希望時間・訪問先などを入力すると、効率的に楽しめる周遊ルートを自動作成
・旅行中の隙間時間や寄り道に対応したプランを提案

(執筆:デジタル行政 編集部)