岩手県矢巾町、住民総合ポータルアプリの提供を開始[ニュース]

岩手県矢巾町、住民総合ポータルアプリの提供を開始[ニュース]

岩手県矢巾町は、住民の生活満足度を高める総合ポータルアプリの提供を開始した。該当サービスの内容としては、各種申請書の作成や広報誌の記事検索などがある。

「やはナビ!」の概要

矢巾町の住民総合ポータルアプリの名称は「やはナビ!」だ。iPhoneとAndroidのどちらからでもダウンロードできる。岩手県矢巾町に住む人たちが暮らしやすく、生活を便利に変えるためのアプリで、さまざまな機能を提供する。

例えば、申請書の作成機能では、利用者に応じてナビゲーション形式で作成と案内が可能だ。また、道路の異常通報機能では、老朽化による道路の損傷や破傷をアプリ上で確認し、その場で通報できる。さらに、市内で発行している「広報やはば」をアプリ上で読めるため、地元の生活情報を手軽に手に入れられる点も特徴だ。

2024年2月には追加機能も予定している。「ごみ収集カレンダー」や「オンライン施設予約」「チャットボット」を増やし、より住民の生活満足度の向上を図る。

地域のデジタル化推進

岩手県矢巾町は、株式会社 JAPANDXと連携した「地域のデジタル化推進に関する包括連携協定」を2022年3月30日に締結した。この協定のもと、地域のデジタル化を積極的に展開している。

矢巾市では、デジタル化を可能にする多様な企画立案を実施。ICTの利活用で住民のQOLを上げたり、行政と住民のコミュニケーションを円滑に図ったりする取り組みを行っている。

(執筆:デジタル行政 編集部)