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島根県雲南市、脱炭素化促進のためアプリ「SPOBY」を活用[ニュース]

島根県雲南市、脱炭素化促進のためアプリ「SPOBY」を活用[ニュース]

島根県雲南市は、5月11日から株式会社スタジオスポビーのエコライフアプリである「SPOBY」を活用した脱炭素活動促進プロジェクトの開始を発表した。

概要

雲南市は、2022年6月に「雲南市脱炭素宣言」を表明した。この宣言は、2050年までに市内での二酸化炭素排出量を、実質ゼロにすることを打ち出している。また「ごみゼロ社会の実現」も掲げており、コンポスト普及とそれに伴うごみの減量にも力を入れている。

翌年5月からは「SPOBY」を利用し、人の移動やコンポスト活用による脱炭素量を計測する機能を用いて市民の脱炭素活動を促す。アプリ内に記録された脱炭素量は特典と交換できる仕組みだ。地域の企業や店舗がスポンサーとして協賛し特典を提供しており、地域活性の役割も果たす予定。

アプリ概要

「SPOBY」は、行動変容による脱炭素量を計測できる。脱炭素の為だけではなく、ユーザーの健康増進を目指した活動量の底上げも実現する。自治体サービスでは、個人情報を保護しつつ人流解析が可能。蓄積したデータを活用し、人々の行動変容を測定・記録することで、健康・環境・都市整備というような、さまざまな目的に転用できる実証データとして活用できる。

(執筆:デジタル行政 編集部)