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鹿児島県鹿児島市、オングリットホールディングスと立地協定締結[ニュース]

鹿児島県鹿児島市、オングリットホールディングスと立地協定締結[ニュース]

鹿児島県鹿児島市は、福岡県福岡市に本社を構えるオングリットホールディングス株式会社と立地協定を締結し、それに伴い2023年1月30日(月)に立地協定締結式を実施した。

オングリットホールディングス株式会社は2023年3月1日(水)鹿児島市のクリエイティブ産業創出拠点施設であるmark MEIZAN内において鹿児島オフィスを開設し、新拠点として操業開始を予定している。地域と会社が連携して課題解決に取り組むことが期待できる。

締結の背景

鹿児島市は、オングリットホールディングス株式会社が事業拡大のため市内に新たな事業所を構えることをきっかけに、立地協定を締結する運びとなった。

鹿児島市のインフラ業界では現場での点検作業の際にかかる時間が長く、担当する技術者に大きな負担がかかっている。

オングリットホールディングス株式会社は主に、コンクリート構造物や​橋梁、照明灯などの道路附属物を点検する際に用いるロボットやAI(人工知能)を開発しており、締結することで市のインフラ業界の省力化・効率化を図ることが大きな狙いだ。

締結後の予定

今回鹿児島市に開設される新たな事業所は、街灯や道路標識などの支柱を点検するためのシステム開発を担う予定。操業開始後は鹿児島県内の大学や高専などに所属する研究者や学生が同社と共同研究を行う。同時に地元企業とも連携し、地域の課題であるインフラの老朽化を、開発したシステムを利用して改善することを目指す。

(執筆:デジタル行政 編集部)