山梨県、「TRY!YAMANASHI! 実証実験サポート事業」第3期プロジェクトを募集開始[ニュース]

山梨県、「TRY!YAMANASHI! 実証実験サポート事業」第3期プロジェクトを募集開始[ニュース]

山梨県は、最先端技術やサービスを有するスタートアップ企業等に対し、全国トップレベルとなる補助率3/4、最大750万円の経費を支援するとともに、山梨県全域を実証実験のフィールドとして、産学官金連携のオール山梨体制で伴走支援する「TRY!YAMANASHI! 実証実験サポート事業」を実施している。

本事業第3期の実施にあたり、テストベッド(実際の運用環境に近い状態で先端技術の実証実験を行う「場」のこと)の聖地・山梨県として、全国のスタートアップ企業等からの社会実証プロジェクトを、2022年6月15日より募集開始した。

■事業の目的
近い将来、品川・名古屋間でリニア中央新幹線が開業し、山梨県には中間駅としてリニア駅が設置される。これにより、山梨県は東京都心から25分、名古屋から45分で結ばれ、時間距離の劇的な短縮、飛躍的なアクセス向上が見込まれている。
令和2年3月に策定した「リニアやまなしビジョン」に基づき、「テストベッドを突破口に最先端技術で未来を創るオープンプラットフォーム山梨」の実現を目指す。

■制度の概要
(1)募集対象:全国のスタートアップ企業、大企業、中小企業、個人事業者(個人を除く)
(2)募集テーマ:フリー
(例)クリーンエネルギー、ライフサイエンス、次世代モビリティ、無人配送、スマート農業、自然環境保護・野生鳥獣管理、陸上養殖 等
(3)支援内容:
 ①実証実験に必要な経費支援 補助率3/4(最大750万円)
 ②実証実験実施に関して必要となる地元調整、実施場所(フィールド)の斡旋・提供を自治体職員が支援
 ③実証実験プロジェクトの事業化に向けた、メンタリングや事業成長に繋げる情報提供等の専門的アドバイス
 ④地元企業の協力を得る必要がある事業を中心に、その地元企業とのマッチングを支援
 ⑤山梨県でのフィールドワーク・ネットワーキングへの参加機会提供
 ⑥商工会など、協力が必要となる団体との折衝の支援
 ⑦実証実験のモニター募集等のためのPR支援
 ⑧その他、実証実験において必要となる支援
(4)実証実験期間:令和4年9月~令和5年2月末まで

■募集期間
令和4年6月15日(水)~7月15日(金)正午

■応募方法
やまなし未来創造インフォメーションサイトに記載:https://www.pref.yamanashi.jp/try_yamanashi/support.html

■今後の予定
令和4年7月5日(火) 早期参加意向表明特典期限
7月15日(金) 募集締切
8月上旬     書類審査結果通知
8月下旬     プレゼン審査会
9月~令和5年2月末  実証実験実施
令和5年3月       成果報告会

(執筆:デジタル行政 編集部 和泉 理子)