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奈良市、近鉄線10駅にデジタルサイネージを新設し市の情報を発信[ニュース]

奈良市、近鉄線10駅にデジタルサイネージを新設し市の情報を発信[ニュース]

奈良県奈良市は8月23日以降、近鉄線10駅にデジタルサイネージを新設し、市の情報を発信していく。

奈良市は近畿日本鉄道株式会社と連携し、奈良市内の近鉄線10駅にデジタルサイネージを新設する。8月23日の近鉄奈良駅・高の原駅での運用開始を皮切りに順次放映を開始し、既に放映中の近鉄大和西大寺駅・JR奈良駅のサイネージとともに、年間約6,200万人(※)の鉄道利用者を対象に市の情報を届けていく。

※ 令和2年度の各駅乗車数より(近鉄大和西大寺駅・JR奈良駅を含む)

本取り組みにより、新型コロナ関連情報・ワクチン情報・災害関連情報などの緊急情報を含めた市からの情報を、静止画・動画・音声により一斉配信することで、これまでより広く、タイムリーに、伝達することができるようになる。

その他の詳細は下記の通り。

トピックス

・近鉄のご協力により市内近鉄線全駅にデジタルサイネージを設置
・自治体による複数駅への同時設置は、近鉄沿線の自治体として初。
・奈良市の情報を、広報紙・ホームページ・SNS等これまでの広報媒体では届きにくかっ
た層へ「プッシュ型で」届けることができる。
・遠隔地から、緊急情報などを「タイムリーに」一斉発信可能に。

1 目的

新型コロナ関連情報・ワクチン情報・災害関連情報など迅速な周知が必要な情報を含めた奈良市の情報を、これまで届きにくかった層を含め「多くの人へ」「プッシュ型で」「視覚的にわかりやすく」「タイムリーに」届ける。

現状の市の広報媒体(広報紙・ホームページ・SNS等)は、広く伝えることができるものの、最新情報とのタイムラグがある場合や、SNS等をフォローしていない場合などは、効果が限定的でした。

そのため、上記のことを目的に、市民・学生・観光客など多くの方が利用する近鉄線各駅へ、視覚効果が大きく即時の発信が可能な広報媒体であるデジタルサイネージを設置する。

2 デジタルサイネージについて

ネットワーク構成(奈良市HPより引用)

3 設置場所

市内近鉄線10駅​
(高の原・近鉄奈良・学園前・新大宮・富雄・学研奈良登美ヶ丘​・菖蒲池・西ノ京・尼ヶ辻​・平城​)

サイネージ設置駅(奈良市HPより引用)

4 設置・放映開始スケジュール

8月23日 近鉄奈良駅・高の原駅のデジタルサイネージより放映を開始
以降9月上旬までに、設置後順次放映を開始予定

5 配信予定コンテンツ

新型コロナ関連情報・ワクチン情報・災害関連情報・緊急情報・市のイベント情報 等
(画像は配信コンテンツのイメージ)

(執筆:デジタル行政 編集部 柏 海)