• TOP
  • 記事
  • 枚方市、官民共創による新規事...

枚方市、官民共創による新規事業開発プラットフォーム「逆プロポ」を利用し防災DXに挑む[ニュース]

枚方市、官民共創による新規事業開発プラットフォーム「逆プロポ」を利用し防災DXに挑む[ニュース]

大阪府枚方市は、株式会社ソーシャル・エックスが提供する官民共創による新規事業開発プラットフォーム「逆プロポ」を活用し、キムラユニティー株式会社の「減災」に関する公募において課題感を提供し、採択され、パートナーシップが成立した。
枚方市は2021年4月のワイヤレスゲート「子ども食堂DX」に続き、2度目のパートナーシップ成立となる。

今回、地方自治体における災害時の災害物資の物流や職員・ボランティアなど人員の最適配置など減災に資する取り組みを官民共創で検討するため、キムラユニティーは意見交換や実証実験を共に実施できる地方自治体を募集した。

気候変動の影響により、年々思いもかけない災害が多発しており、災害大国・日本における防災・減災対策は全国の自治体にとって大きな関心事である。キムラユニティーは、自社の物流で培ったノウハウを減災という社会課題に役立てることができないかという問題意識から、公募を実施し、枚方市は「防災・減災」における課題感を提供し、マッチングが成立した。

これにより、枚方市はキムラユニティーとの共創事業で課題解決を目指すこととなる。本プロジェクトでは、全国の自治体が抱える「防災・減災」に関する地域課題の解決に向けて、両者で未来志向のソリューションを検討していく。プロジェクトの開始は4月を予定している。 

【募集概要】 https://gyaku-propo.com/project/project008/

「逆プロポ」は、企業が「関心のある社会課題」を提示し、自治体がその課題に対する「解決のアイデア」を提案する、従来の公募プロポーザルや入札のベクトルを逆転させた画期的な仕組みである。社会課題への深い洞察を有する自治体と課題解決の仕組み化を強みとする企業をテンポよくマッチングし、自治体と企業が受発注の関係を超えて官民共創を進めることが可能となった。
URL:https://gyaku-propo.com/

(執筆:デジタル行政 編集部 和泉 理子)