神奈川県、空き情報配信プラットフォーム「VACAN」を導入[ニュース]
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神奈川県は2022年2月9日、AIとIoTを活用した空き情報配信サービスを提供する株式会社バカンと災害時等における避難所の混雑情報配信に関する協定を締結した。
神奈川県内の多くの市町村が参画する予定で、配信はバカンが提供するリアルタイム空き情報配信プラットフォーム「VACAN（バカン）」を通じて行われ、インターネット上で確認をすることが出来る。
本協定では神奈川県内の市町村が災害時等に避難所を開設する際、バカンが避難所のリアルタイム空き情報配信を行うインターネットサービスを提供する。配信は、バカンが提供するリアルタイム空き情報配信プラットフォーム「VACAN（バカン）」を利用して行われる。
VACANには、マップ上で近くの施設等の空き・混雑状況を一覧できる「VACAN Maps（バカン マップス）」（https://vacan.com）という機能があり、災害時の避難者はこのVACAN MapsにPCやスマホなどからアクセスすることで、各避難所の位置や混み具合をすぐに確認することができる。それにより各避難所の収容人数の平準化を図り、効率的かつ感染症のリスクを抑えた避難環境の実現をサポートする。
空き状況の情報は、各避難所の職員がインターネット上の管理画面から操作することで更新する。表示は、「空いています」「やや混雑」「混雑」「満」の4段階となる。
現在VACANは、全国約200の自治体に導入されている。
（執筆：デジタル行政 編集部 野下 智之）