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鳥取県、自治体初の「メタバース課」を立ち上げ[ニュース]

鳥取県、自治体初の「メタバース課」を立ち上げ[ニュース]

鳥取県は、関係人口の鳥取県庁内に架空の部署「メタバース課」を立ち上げ、日本初となる自治体オリジナルAIアバターを職員第一号として採用することを発表した。

 「メタバース課」では、メタバース空間内での情報発信を通じて「メタバース関係人口」を創出することを主な目的としており、具体的には、Web3.0という新たな世界が広がる中で、NFTを活用して鳥取を応援するようなプロジェクトが生まれたり、メタバース上で鳥取県の魅力を発信してもらえたりと、リアルの鳥取観光や物産振興はもちろん、これまでにない新たな関わり方が生まれることなどを狙いとしている。

今回「メタバース課」では、Web3.0領域で協力する「XANA」が開発し、すでに世界中に多くのNFTホルダーを有する『XANA:GENESIS』に着目。自治体における活用の可能性を相互に検証することを目的に、鳥取県オリジナル版としてカスタマイズし、音声会話や感情表現が可能なAIを搭載したAIアバター職員として日本で初めて採用した。

YAKAMIHIME(八上姫)

名前の由来は、鳥取県が舞台の神話「因幡(いなば)の白兎」。白兎に導かれ、大国主命(おおくにぬしのみこと)と日本最古のラブストーリーを演じたのが八上姫。コミュニケーションを重ねることで、さらに学習を積み、人々のパートナーとなる未来を見据え採用されたAIアバター職員。

(執筆:デジタル行政 編集部 野下 智之)