神奈川県、県庁にノーコード業務アプリ作成ツール導入[ニュース]

神奈川県、県庁にノーコード業務アプリ作成ツール導入[ニュース]

2025年2月、神奈川県は業務効率化とDX推進を目的として、県庁にノーコード業務アプリ作成ツール「AppSuite」を導入した。
「AppSuite」は神奈川県横浜市の株式会社ネオジャパンが提供するツール。

背景

神奈川県においては、これまで情報の整理・蓄積や照会・回答などの業務で主に表計算ソフトを利用していた。これにより、ファイルのバージョン管理・データ集計などに大きな工数がかかることが課題となっていた。
このような課題を解消して業務効率化を実現するため、職員が自らの業務に合わせ、ノーコードでアプリを開発できるWebデータベースツール「AppSuite」が導入された。
導入については、さまざまな自治体・官公庁へのシステム導入実績を持つ株式会社ワイイーシーソリューションズが受託した。

ツール概要

「AppSuite」は、紙・FAX・メール・表計算ソフトなどによる非効率な業務処理を、マウス操作で簡単にWebシステム化可能な業務アプリ作成ツール。
豊富なテンプレートを活用し、業務に合わせたカスタマイズが可能。
「AppSuite」で作成したアプリは、グループウェアである「desknet’s NEO」の機能として動作させられる。
プログラミングに関する知識が不足していても、このツールのみでシステム設計・構築・運用まで現場主導で改善が可能。

(執筆:デジタル行政 編集部)