東京都、都立高校等にDeepLを導入[ニュース]

東京都、都立高校等にDeepLを導入[ニュース]

東京都の教育委員会は、英語教育支援を目的に、ドイツ連邦共和国ケルン市の企業DeepLが提供するAIライティング・翻訳支援ツールを導入した。
この取り組みでは、生徒の英語で書く力・思考力を育成することで、英語教育のさらなる充実を図る。

背景

東京都では、これまでにも行政業務効率化を筆頭にさまざまな分野でAI活用を進め、近年はその流れを教育分野にも拡大している。
今回の取り組みは、AIを活用した英語教育の充実を目的として2025年4月1日から開始された。
現在、都立高校15校において、DeepLが提供する「DeepL Write Pro」「DeepL翻訳」を学習や業務の支援に活用している。

「DeepL」ツール概要

DeepLが提供するツールは、現在20万を超える企業や政府機関、教育機関などで導入され、さまざまな課題解決に活用されている。
DeepLソリューションの特徴は以下の通り。

・使いやすいインターフェース
特別なコマンドやプロンプトを使わず、直感的に操作ができる

・リアルタイムフィードバック
テキスト入力と並行して誤りや改善提案が表示される

・翻訳・文章作成のカスタマイズ
目的やシーンに応じてスタイルの選択・調整が可能

・充実したサポート体制
サポート体制によって導入後も快適に利用可能

(執筆:デジタル行政 編集部)