兵庫県神戸市、窓口業務に申請書作成支援システムを導入[ニュース]
兵庫県神戸市は、区役所や市役所などの窓口業務に 日立チャネルソリューションズ株式会社提供の「書かない窓口ソリューション」申請書作成支援システムを採用した。
神戸市内の合計14カ所で7月1日から稼働が始まった。
背景
神戸市では、市が抱える課題を新たな技術やデータを使って解決し、暮らしの向上・都市の持続的な発展を目指す全庁的な取り組みを進めている。
日立チャネルソリューションズは、窓口手続きの自動化を実現し、業務効率化・利便性向上に貢献している。
2023 年から、窓口の業務効率化と利便性向上を支援する「書かない窓口ソリューション」を提供開始し、既に東京都北区や愛知県尾張旭市・春日井市などで導入が進みつつある。
今回両者の窓口業務改革の考え方・取り組みが合致し、神戸市での採用につながった。
特徴
・既存業務の流れを変えず導入できる
本人確認書類読取装置とタブレット端末で完結するシンプルな構成で、既存の業務の流れを妨げずに導入できる。
・本人確認書類を読み取って自動入力
本人確認書類読取装置に指定の本人確認書類を置くだけで、読み取ったデータ・券面画像を認識して自動入力が可能。
・申請書の記載ミス・記載漏れを低減
本人確認書類から読み取った情報を活用することで記載の不備を低減し、書き直しの手間を削減。
(執筆:デジタル行政 編集部)