千葉県印西市、伴走型行政経営DXサービスを子育て支援に導入[ニュース]

千葉県印西市、伴走型行政経営DXサービスを子育て支援に導入[ニュース]

千葉県印西市は、株式会社プレイドの社内起業組織である「STUDIO ZERO」協力のもと、子育て支援に取り組んでいる。
現在、市の子育て支援において活用されているのは、「STUDIO ZERO」提供の伴走型行政経営DXサービスである「.Gov」だ。

導入の効果

「.Gov」導入前は、利用者の行動を詳細に把握できず、コンテンツの評価は一律の基準で比べるしかなかった。
導入後は、コンテンツの閲覧数や求められる情報などの詳細が把握可能になり、サイト改善が効率化した。
また、利用者の嗜好に合わせて情報を適切に表示できるようになったことによって、利用者側の利便性も向上したといえる。
また、よくある質問・手続きに関する情報が適切に案内されるようになったことで役所への問い合わせが減り、職員の業務負担軽減にも貢献している。

今後の展望

今後は、夜間における子育て情報検索や、手続き方法の確認に対するニーズが高いことに注目し、24時間いつでも手続きの申し込みや相談ができる仕組みの構築が検討されている。

加えて、市のサイトだけではなくLINE公式アカウントや児童手当登録システムなど、さまざまな場面で保有するデータを活用し、市民が必要とする情報が確実に届く仕組みを構築したいと考えている。

(執筆:デジタル行政 編集部)