兵庫県伊丹市、「FAST財務会計」と電子決裁機能の導入・構築をジャパンシステムに委託[ニュース]
![兵庫県伊丹市、「FAST財務会計」と電子決裁機能の導入・構築をジャパンシステムに委託[ニュース]](https://www.digital-gyosei.com/wp-content/uploads/2025/07/0723main.jpg)
兵庫県伊丹市は、「行政経営支援サービス FAST財務会計」の導入・電子決裁機能の導入・構築をジャパンシステム株式会社に委託した。
今回委託された機能の本格運用は、2026年4月からを予定している。
今回の受注によって、兵庫県内における当サービスの導入実績は15団体目。
背景
伊丹市では、現在稼働中の財務会計システム導入から10年以上が経過している。
これに伴い、従来は紙で行っていた財務伝票決裁業務の電子化や業務の効率化を目的として、電子決裁対応の財務会計システム導入を検討。
これを受けて、ジャパンシステム株式会社は従来の「FAST財務会計」に電子決裁機能を追加することで、申請から決裁までを一貫処理可能なシステム構成を提案。
決裁業務を紙からデジタルへと移行するにあたって、運用イメージを具体的に提示できた点や標準機能の充実を評価し、今回の業務委託が決定した。
「FAST財務会計」概要
「FAST財務会計」は、ジャパンシステム株式会社が提供する行政経営支援サービス。
行財政運営のPDCAサイクル強化を実現し、自治体DX推進に欠かせないペーパーレス化・電子決裁・電子請求・データの可視化・分析に対応可能。
「FAST財務会計」は40年以上にわたって地方公共団体における財務会計業務を支えており、全国で270以上の団体で導入実績がある。
（執筆：デジタル行政 編集部）