神奈川県横浜市、ICTを活用した子ども見守りサービスの実証実験を完了[ニュース]
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横浜市ではオープンプラットフォーム「YOKOHAMA Hack!」の運営・実証実験支援を実施している。
これはDX推進に向けた取り組みの1つとして、事業・サービスにおける課題と、民間企業が有する技術をマッチングすることで、課題の解決を目指すことを目的としている。
この度、保育園の園外活動において、子どもの置き去りを防止するサービスの改良をする実証実験が完了した。
概要
本実証実験は、株式会社アルファメディア・余白文化株式会社・株式会社フォーカスシステムズ・株式会社ワイイーシーソリューションズの4社と行ってきたもの。
ICTを利用した子ども見守りサービスについては、現状では保育現場で活用できる製品の少なさが課題であった。
また、現場で活用できる製品を実現するには、安全性や装着性に加えて保育士の負担にならないことも含めたさまざまな要素を満たした、現場の意見をフィードバックしたよりよい製品が求められている。
今回の実証実験では幼稚園や保育園から徒歩で公園へ移動し、児童の活動中における機器の装着感や使用感、見守り機能などを検証した。
実験結果
実証実験の結果、開発側の社内実験では検討できなかった課題について明確になり、製品の性能について比較検証できる機会となった。
また、実験に協力した保育現場からは、使用してみることによってICT機器活用の有用性を実感できたという声が上がった。
（執筆：デジタル行政 編集部）