三重県AI-OCRを活用した業務の検討においてAI-OCRサービス「eas」を導入[ニュース]

三重県AI-OCRを活用した業務の検討においてAI-OCRサービス「eas」を導入[ニュース]

三重県は、産業廃棄物処理業審査をはじめとしたAI-OCR活用業務の検討において、株式会社うるるBPOが提供するAI-OCRサービス「eas」を導入した。

導入の背景

三重県では、循環関連産業に関わるDXの推進を目指しており、関連業務におけるデジタル化のための具体的な手法を検討していた。また、デジタル化の課題として、画一されていない書類を統一仕様でデジタル化することの難易度の高さが挙げられていた。

今回導入された「eas」は、人力とAI-OCRの協働によって紙媒体の書類をデータ化できるサービスだ。「eas」では、非定型書類でも高精度のデータ化を行える。三重県は「eas」の活用によって、循環関連産業における事業者の利便性向上や業務効率化を図る。

easの機能

「eas」では、手書きの文字でも高品質にデータ化でき、クセのある手書き文字でも99.98%認識可能だ。また、クラウドワーカーによる確認・修正作業によって作業時間を削減でき、1000枚程度の書類を平均して1時間以内に納品できる。

さらに、レイアウトの異なる画像を自動で分類したり、情報ごとに画像分割したりすることも可能だ。業務フロー構築の支援にも対応している。

(執筆:デジタル行政 編集部)