広島県、「令和5年度デジタルトランスフォーメーション基礎研修の講義及び運営業務」を開始[ニュース]

広島県、「令和5年度デジタルトランスフォーメーション基礎研修の講義及び運営業務」を開始[ニュース]

広島県は、「令和5年度デジタルトランスフォーメーション基礎研修の講義及び運営業務」をパーソルワークスイッチコンサルティング株式会社に委託した。デジタル人材育成を目的とした研修・広報活動などによって、県内におけるDX推進の強化を目指す。

背景

広島県では「広島県DX推進本部」が設置されており、「仕事・暮らし」「地域社会」「行政」といった分野において、DX関連施策を推進している。ただし、DX化の必要性への理解は進みつつあるものの、実際には取り組めていない事業者が数多く存在する。

広島県は民間事業者のDX推進を後押しするため、令和4年に「広島県DX加速プラン」を策定した。「令和5年度デジタルトランスフォーメーション基礎研修の講義及び運営業務」は本プランに基づくものだ。

支援内容

本事業では、広島県内の県民や事業者を対象に、研修と広報活動が行われる。

研修については、DXに関する定期研修のほか、要望に合わせた内容の研修を約20回実施する予定だ。DXのために考えるべきポイントを受講者が理解し、具体的なDX実践のために次に起こすべき行動のイメージを持てるようにする。

広報活動では、DXに取り組む意欲を増進させるために「興味を持ってもらう」ことを主軸に置き、SNSやWeb広告による活動を行う。

(執筆:デジタル行政 編集部)