美濃加茂市役所、マニュアル作成ツール「Dojo®」導入でDX推進[ニュース]

美濃加茂市役所、マニュアル作成ツール「Dojo®」導入でDX推進[ニュース]

美濃加茂市役所では、総務省の「自治体デジタル・トランスフォーメーション計画」に基づき、2022年から「自治体DX推進室」を設置している。この度、さらなるDX推進の取り組みとして、マニュアル作成ツール「Dojo」を導入した。

「Dojo」を導入した背景と活用方法

自治体職員には「不正防止」「職場の活性化」「職員の能力開発」のために定期の異動が求められる。美濃加茂市役所でも約3年おきの部門異動が基本であり、異動に伴う業務の引継ぎに手間どることが課題だった。

そこで、美濃加茂市役所は引継ぎマニュアル作成ツールの検討を開始し「Dojo」導入に至った。パソコンでの作業が多い部門を中心に「Dojo」でマニュアル作成を実施している。自治体DX推進室担当者は「マニュアル作成にかかる時間が半分になったと感じている」と述べる。

自治体DX推進室の取り組み

美濃加茂市役所の自治体DX推進室では、デジタル活用による豊かな暮らしを目指して、行政サービスや市役所内業務のDX推進に取り組んでいる。

2023年度にはDX専門人員2名を自治体DX推進室に配置した。オンライン申請や地域情報に関する業務を行うほか、美濃加茂市役所内ではノーコードのアプリ開発ツールやSNSツールを新たに導入した。

(執筆:デジタル行政 編集部)