福岡市、「Fukuoka Growth Next」でプロジェクト管理ツール「Backlog」の導入を開始[ニュース]

福岡市、「Fukuoka Growth Next」でプロジェクト管理ツール「Backlog」の導入を開始[ニュース]

福岡市は、3社の民間企業と共働で、スタートアップ支援施設「Fukuoka Growth Next(FGN)」を運営している。

この度、福岡市は株式会社ヌーラボ提供のプロジェクト・タスク管理ツール「Backlog」をFGN事務局の業務に導入した。

「Backlog」導入の背景

福岡市が民間共働で運営をしている「Fukuoka Growth Next(FGN)」は、スタートアップ支援を行っている組織だ。

起業家向けにインキュベーションオフィス・コワーキングスペースの提供と、そこに入居するスタートアップへのイベントや相談会を実施している。

また、投資家・事業会社・起業家をマッチングして、資金調達ができるチャンスを作り出す試みも行っている。ハードとソフトの両方から、起業家や労働者を支援することが、FNGの主な役割だ。

FNGには、事務局の業務管理に使用するツールが統一できないという課題があった。FNGに関わる組織はさまざまなためだ。

そこで、手軽に誰でも使えて高度な機能を持つ「Backlog」が導入された。「Backlog」は、使用人数が増加しても料金が変わらないプランもあり、ユーザーへ経費増額の承諾の手間がかからない点も、導入の決め手となった。

「Backlog」導入による効果

「Backlog」の導入で得られた効果の一つは、イベントや企画の進行管理にガントチャートを用いることで、イベントの全体像がすぐに把握可能となったことだ。

二つめは、定例ミーティングにボード機能を使い、進捗中の問題点が把握できる点だ。問題点を把握することで事前に対策が可能となり、大きなトラブルの防止につながった。

また、統一したツールを使用することでタスクの見える化が可能となり、属人化リスク解消にも効果が得られた。

プロジェクト管理ツール「Backlog」の概要

「Backlog」は、株式会社ヌーラボがリリースしたプロジェクト管理・タスク管理のツールだ。どの業界でも使用できる、親しみやすいデザインと操作性が特徴となっている。

タスク管理だけでなく、ガントチャートをはじめとした機能が豊富に揃っている点も「Backlog」の魅力だ。また、使用できる人数は無制限で、料金を気にせずにチームメンバーを招待できる。

(執筆:デジタル行政 編集部)