島根県海士町、デジタル名刺を活用した関係人口増加に着手[ニュース]

島根県海士町、デジタル名刺を活用した関係人口増加に着手[ニュース]

島根県海士町は、関係人口増加に取り組むべく「海士町オフィシャルアンバサダー制度」を11月よりスタートさせた。アンバサダーに就任した人物にデジタル名刺の「海士町オフィシャルアンバサダーカード」を授与し、アンバサダーはデジタル名刺を用いて海士町のPRを実施する。

デジタル名刺の「プレーリーカード」とは

今回の取り組みで活用するのは、デジタル名刺の「プレーリーカード」だ。専用端末もアプリも不要で、カードをスマートフォンにかざすだけで、カード内の情報を読み取れることが特徴といえる。自分個人の基本的な情報だけでなく、SNSやその他リンクの設定もできる。

また、買い切りのため月額料金が発生しない。カード内の情報は無料で作成、更新ができるため、いつでも最新の情報を相手に伝えられる。

海士町オフィシャルアンバサダー制度

当該制度では、プレーリーカードを活用して海士町のPR活動を実施する。アンバサダー自身が体感した同市の魅力を発信し、海士町の認知度を高めてもらう狙いがある。アンバサダーの就任には条件があり、滞在の有無や年1回以上の滞在が可能かどうかをはじめ、魅力発信への意欲や同市のファンミーティングに年1回は参加するなどが定められている。

就任者には3つの特典があり、プラン内容によって受けられる特典が異なる。また、プランごとにPR目標値が設定されている点も特徴だ。貢献度の高いアンバサダーへは、ファンミーティングで海士町長から表彰と豪華景品が贈られる。

(執筆:デジタル行政 編集部)