長野県信濃町、「長野県信濃町のDXイノベーション推進プロジェクト事業」を株式会社フォーバルに委託[ニュース]

長野県信濃町、「長野県信濃町のDXイノベーション推進プロジェクト事業」を株式会社フォーバルに委託[ニュース]

長野県信濃町は、DXの取組で業務プロセスの変革や生産性の向上など、さまざまな課題解決を目指している。この度、DX促進のサポートとして、株式会社フォーバルに「長野県信濃町のDXイノベーション促進プロジェクト事業」を委託した。

「長野県信濃町のDXイノベーション推進プロジェクト事業」委託の経緯

長野県信濃町はDX促進に取り組み、若者の定着・Uターンの促進・新しい雇用環境の創出などさまざまな課題解決を目指している。

しかし、信濃町の主な産業である農業や観光サービス関連の企業では、コロナ禍の影響もあり施設や設備の更新が遅れている。また、若者が就職を希望する職種が少なく、人口減少の加速が懸念されている状況だ。知識不足や人材不足が要因で、デジタル化の取組みもわずかしかない。信濃町の企業でDXを促進するためには、施策や人材支援が重要な課題である。

そこで、信濃町はDX促進に向けて「DXイノベーション推進プロジェクト事業」を決定した。信濃町は、全国の中小・小規模企業へ業種や事業形態にあわせたDX化支援を行っている株式会社フォーバルに本事業を委託し、信濃町のDX化促進をサポートしてもらう。

「長野県信濃町のDXイノベーション推進プロジェクト事業」委託内容と取り組み

「長野県信濃町のDXイノベーション推進プロジェクト事業」の目的は、信濃町の住人と中小・小規模企業に向けてのDX支援だ。

信濃町がフォーバルに委託した内容は以下の通り。

・前年度に実施した町内の事業者に向けてのニーズ調査結果を基にし、デジタルツール実装支援のためのセミナーや相談会などの周知と広報活動業務

・役所をはじめとする公共施設に「書かない窓口」を実装

・共同電子図書サービス「デジとしょ信州」の活動を支援

・デジタル機器を身近に活用する機会の創出

・高齢者に向けてのデジタル相談会をはじめとした、デジタル・ディバイド対策

その他にも、本事業を成功させるために必要な業務などを委託する。

 (執筆:デジタル行政 編集部)