兵庫県洲本市、民間企業と連携しデジタル活用で地域問題解決を目指す[ニュース]

兵庫県洲本市、民間企業と連携しデジタル活用で地域問題解決を目指す[ニュース]

兵庫県洲本市は、ノバシステム株式会社と地域課題解決に向けた連携協定を締結した。

デジタルの活用で地域課題を解決し、活力ある社会の形成と市民サービス向上を目指す。

洲本市公民連携のあゆみ

洲本市はこれまでも、財政状況の悪化や市民ニーズの複雑化、高齢化による担い手不足など、自治体の抱える課題解決のために民間企業と連携して取り組んできた。

大塚製薬との提携では、健康の推進・熱中症予防の推進・防災、減災の推進に務めている。明治安田生命保険相互会社との連携事業では、スポーツ振興での健康づくりや、地域内の歴史・芸術・文化の継承と発展などを行っている。また、郵便局とは、災害時の対応や女性の活躍推進などで連携してきた。

ノバシステムとの連携内容

洲本市はノバシステムと以下の分野について連携する。

  1. 地域コミュニティの創出

地域内外の交流機会や外部人材を利用したコミュニティの形成

  1. デジタル人材の育成

子ども向けにプログラミング教室を開催し、人材育成に務める

  1. 研修事業関連

保養所を活用し、研修事業を展開する

  1. DX化で新たな価値の創出

デジタル技術で地域のイノベーションを行い、新たな価値創造に努める

洲本市は、企業のブランド力や独自のノウハウ、迅速な社会情勢への対応などを民間企業の強みと考えている。ノバシステムとの連携で、多様化する市民のニーズに応えられるよう、DX化を推進したい考えだ。

 (執筆:デジタル行政 編集部)