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兵庫県高砂市、市民の行動変容による脱炭素量を計測する エコライフアプリを導入[ニュース]

兵庫県高砂市、市民の行動変容による脱炭素量を計測する エコライフアプリを導入[ニュース]

兵庫県高砂市の実証事業「高砂市たかさご未来資産を貯めようプロジェクト」の審査委員会は、株式会社スタジオスポビーを事業者として採択した。2023年7月中旬からは、スタジオスポビーが開発したエコライフアプリを活用し、脱炭素活動促進プロジェクトを開始する。

事業概要

「高砂市たかさご未来資産を貯めようプロジェクト」の一環である実証事業「TAKASAGO TECH*LINK CHALLENGE」は、未来技術を活かした地方創生の実現が目標だ。具体的には、脱炭素行動可視化やデジタル技術の普及、住みやすいまちづくりを掲げている。当事業では、市民の脱炭素量や歩行量といった行動変容を計測し、環境・健康面への影響を測る。また人流の変化を分析し、そのデータを生かしたまちづくりの提案も行う。

アプリ概要

エコライフアプリ「SPOBY」は、行動変容による脱炭素量を計測するアプリ。環境への影響を測定するだけでなく、活動量の底上げによるユーザーの健康増進も目的の1つとしている。自治体サービスでの利用の場合、個人情報を保護しつつ市民の人流を解析できる。また、定量データで市民の行動変容を測定し、健康・環境・都市整備に活用可能な実証データを集められる。当アプリは株式会社スタジオスポビーによって提供されている。

(執筆:デジタル行政 編集部)