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【福岡県北九州市】粗大ごみの処理手数料にキャッシュレス決済を導入[先進事例]

【福岡県北九州市】粗大ごみの処理手数料にキャッシュレス決済を導入[先進事例]

福岡県北九州市は粗大ごみ処理の手数料に、キャッシュレス決済を導入している。キャッシュレス決済を通して、地域住民の利便性向上を図る。

導入の背景

近年新型コロナウイルス感染症が蔓延しており、人との接触を避ける必要がある。地域における粗大ごみ処理の受付においても、年間約12万件の利用があるため「非対面・非接触」での対応を推進する必要がある。そこで福岡県北九州市は粗大ごみ処理の手数料を、キャッシュレス決済できるサービスを導入した。

粗大ごみ処理手数料のキャッシュレス化

粗大ごみ処理手数料のキャッシュレス決済は令和4年2月から導入しており、従業員と対面することなく決済を完結できる。これまで粗大ごみを処理する際はコンビニで納付券を購入する必要があったが、自宅にいながら手続きが可能だ。パーソナルコンピューターやスマートフォンなどのデジタル端末を通して、オンライン上で手続きが完了する。

キャッシュレス決済は住民にも好評であり、暮らしの利便性を向上させている。「24時間受付できるインターネット受付・決済はありがたい」「決済方法について選択肢を増やすことは大切だ」などの声が聞こえる。

「ごみの減量化・資源化」を図るためには、地域住民の理解や協力が大切だ。福岡県北九州市はデジタル技術を活用しながら、環境に配慮した行動を市民に促す。

【参考情報】 

人口:約94.5万人 

関連URL:粗大ごみ・引越ごみ – 北九州市 (kitakyushu.lg.jp)

※本記事は令和4年9月に総務省より公表された「地域社会のデジタル化に係る参考事例集【第2.0版】」を基に作成・編集している。

総務省「自治体DXの推進」:

https://www.soumu.go.jp/denshijiti/index_00001.html

「地域社会のデジタル化に係る参考事例集【第2.0版】」:

https://www.soumu.go.jp/main_content/000835268.pdf

(執筆:デジタル行政 編集部)