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【岐阜県飛騨市】「飛騨市ファンクラブ」会員証の電子化[先進事例]

【岐阜県飛騨市】「飛騨市ファンクラブ」会員証の電子化[先進事例]

岐阜県飛騨市は令和2年5月21日に飛騨信用組合と連携協定を結んだ。連携項目の一環として「飛騨市ファンクラブ」の電子会員証を発行している。会員証の電子化を通してファンクラブ特典のさらなる充実を図り、地域経済を活性化させる狙いだ。

「飛騨市ファンクラブ」とは

岐阜県飛騨市は平成29年より「飛騨市ファンクラブ」を設立しており、所属した会員にはオリジナルの会員証を発行する。対象宿泊施設やファンクラブサポートセンターに会員証を提示することで、さまざまな特典が受けられる仕組みだ。

「飛騨市ファンクラブ」会員証の電子化

近年スマートフォンを活用したキャッシュレス化が進んでおり、財布やカードなどを持ち歩かない住民が増加している。そこで岐阜県飛騨市は地元金融機関と連携し、会員証の電子化を推進している。会員証をスマートフォンアプリ(地域通貨さるぼぼコインアプリ)に連携させることで、会員証の電子化を実現させた。これまでカードとして発行してきた会員証を電子化することによって、会員特典のさらなる充実を図っている。会員特典の一環として、プッシュ配信による情報提供や電子地域通貨「さるぼぼコイン」を活用したキャンペーンを実施した。キャンペーンを通して、「さるぼぼコイン」を活用するきっかけを創出する狙いだ。飛騨地域2市1村で使用されている「さるぼぼコイン」の利用を促し、地域経済の発展を図る。

【参考情報】 

人口:2.3万人

関連URL:飛騨市ファンクラブ – 飛騨市公式ウェブサイト (city.hida.gifu.jp)

※本記事は令和4年9月に総務省より公表された「地域社会のデジタル化に係る参考事例集【第2.0版】」を基に作成・編集している。

総務省「自治体DXの推進」: 

https://www.soumu.go.jp/denshijiti/index_00001.html

「地域社会のデジタル化に係る参考事例集【第2.0版】」:

https://www.soumu.go.jp/main_content/000835268.pdf

(執筆:デジタル行政 編集部)