栃木県、デジタルマーケティングアドバイザーとしてsembear合同会社を選定[ニュース]
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2023年4月、デジタルマーケティング事業を進める栃木県は、アドバイザーとして東京都渋谷区のsembear合同会社を選定した。本事業は、観光や移住に関連する施策やブランド力向上をはじめとした、栃木県が取り組むさまざまな事業へアドバイスをもらう。また、県職員への研修も行う。
概要
近年、デジタルマーケティングは自治体のブランド力向上、観光誘客などの取り組みにおいて、必要不可欠となりつつある。一方でマーケティングの効果計測が難しい行政においては、1度始動した事業が大きな効果を上げられないまま中止もできずに続けられているケースも多く見られる。栃木県デジタル戦略課は、sembear合同会社のデジタル関連事業へのコンサルティングや研修の品質を評価し、アドバイザーとして選定した。これに伴い同社のマーケティングBIツールである「TapClicks」を導入。マーケティングのデータを自動取得することで、アプローチの効果を可視化する。
研修内容
今回の事業において実施される研修は、大手広告代理店やメディア企業などへ提供している研修の内容を、栃木県に則しカスタマイズしたもの。デジタル戦略課・栃木県職員に向けて実施し、デジタルマーケティングへのノウハウ向上を目指す。
（執筆：デジタル行政 編集部）