【新潟県糸魚川市】DX人材を育成するため実証研究に参加[先進事例]
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近年デジタル化への関心が高まっており、最新技術を活用できるDX人材の育成を進める必要がある。そこで新潟県糸魚川市は、民間企業が実施する実証研究に参加した。この取り組みは市内の中小企業を対象に実施され、地域におけるデジタル人材の育成を図る。地元企業のDX人材を強化することで、地域産業を活性化させる狙いだ。
実証研究の概要
新潟県糸魚川市が参加した研究は、株式会社ベネッセコーポレーションが全国34団体と実施している実証事業だ。新潟県糸魚川市は民間企業と連携しながら、DX人材の育成を進める。実証研究を通して「オンライン動画学習プラットフォーム」を活用した講座を提供し、市内の中小企業に参加を募った。新潟県糸魚川市の基幹産業である製造業・建築業で働く人材に参加してもらい、地域産業のさらなる振興を図る。さまざまな業種でDX人材の育成を推進し、農業や飲食業などを運営する地元企業にも講座を受講してもらった。「オンライン動画学習プラットフォーム」は好評であり、参加者からは「DXに関する知見を深めることができた」、「自社での活用のヒントが得られた」、「eラーニング形式だったので場所や時間を選ばず学習できてよかった」、「また受講したい」などの声が寄せられた。
【参考情報】
人口：4.1万人
本記事は令和4年9月に総務省より公表された「地域社会のデジタル化に係る参考事例集【第2.0版】」を基に作成・編集している。
https://www.soumu.go.jp/denshijiti/index_00001.html
「地域社会のデジタル化に係る参考事例集【第2.0版】」：
https://www.soumu.go.jp/main_content/000835268.pdf
（執筆：デジタル行政 編集部）