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【福島県】ICTを活用した探究的な学びを実践協力校において実証[先進事例]

【福島県】ICTを活用した探究的な学びを実践協力校において実証[先進事例]

福島県は「ふくしま『未来の教室』授業充実事業」を推進しており、教育分野にデジタル技術を取り入れている。このプログラムの一環として、ICT技術を活用した授業実践を実施している。

ICTを活用した授業実践

福島県は授業実践を通してデジタル教育の実践事例を構築し、その効果を検証する。

検証には県内7地区の小中学校が指定され、計14校が参加。各実践協力校に通学する小学校5年生と中学2年生が研究指定学年として選出された。この事例を活用して幅広い小中学校にデジタル教育を普及させるため、汎用性の高いツールを使用した。授業実践でクラウドアプリやAIドリルを活用し、デジタル教育の効果を検証する。

実践事例の共有

教育分野におけるICT技術の利用を促進するためには、デジタルを上手に活用できる教員を

育成することが大切だ。福島県は実践事例を県内で広く周知するため、実践協力校での公開授業を開催している。

さらに研究協議会を開催し実践事例を共有することで、県全体における教育体制の強化を図る。研究協議会は県内の7地区で開催され、実践協力校での取り組みが報告される。この議会を通して小中学校の情報教育担当と実践事例を共有する。

実践事例は県教育委員会のホームページでも閲覧でき、デジタル教育の普及を支援する。

【参考情報】 

人口:186.3万人

関連URL:

https://www.pref.fukushima.lg.jp/site/edu(福島県教育委員会ホームページ)

本記事は令和4年9月に総務省より公表された「地域社会のデジタル化に係る参考事例集【第2.0版】」を基に作成・編集している。

総務省「自治体DXの推進」:

https://www.soumu.go.jp/denshijiti/index_00001.html

「地域社会のデジタル化に係る参考事例集【第2.0版】」:

https://www.soumu.go.jp/main_content/000835268.pdf

(執筆:デジタル行政 編集部)