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北海道札幌市、日本マイクロソフトとJBSのサポートの元、自治体業務のDX化を推進[ニュース]

北海道札幌市、日本マイクロソフトとJBSのサポートの元、自治体業務のDX化を推進[ニュース]

北海道札幌市は、日本マイクロソフトおよび日本ビジネスシステムズ株式会社(JBS)と共に自治体のDX化を進めている。

取り組みの背景

2020年政府より「デジタル社会の実現に向けた改革の基本方針」が発表され、デジタル社会の目指すビジョンが明確になった。「誰一人取り残されない、人に優しいデジタル化」が目標に掲げられ、多くの自治体でも最新テクノロジーの活用が進んでいる。一方、日本におけるIT人材の不足は解決すべき社会課題だ。そこで北海道札幌市は、日本マイクロソフトとJBSの協力を経て、自治体業務のDX化を推進している。

取り組みの概要

札幌市は、日本マイクロソフトおよびJBSに、3つの部分を中心にDXのサポートをしてもらう予定だ。

1つ目は、庁内においてDXを推進する組織「センター・オブ・エクセレンス」を立ち上げることである。庁内のDXを推進するための専任組織だ。主に技術的な課題のサポートをしてもらう。

2つ目は、デジタル・ワークスタイルの推進である。コミュニケーションツールやデジタルツールを活用した、先進的なワークスタイルを定着させることが目的である。よりスピード感のあるデジタル・ワークスタイルの推進を目指す。

3つ目は、身近な業務をローコードの開発によってDX化することだ。札幌市職員の課題抽出や業務の見直し、身近な業務課題をデジタル改革するための、業務改善支援をしてもらう。

(執筆:デジタル行政 編集部)