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【京都府京都市】AIを活用したオンライン就労支援サービスを提供[先進事例]

【京都府京都市】AIを活用したオンライン就労支援サービスを提供[先進事例]

京都府京都市は、主に就職氷河期世代の方を対象としたオンライン就労支援サービス「キャリアジム京都」をSNS上で提供している。

AI機能搭載の就労支援

AIが実装された就労支援システム「キャリアジム京都」と企業向け採用情報登録プラットフォーム「京都エージェント」の活用で、働く世代と企業の双方をサポートする。

利用者はSNSを活用することで、24時間いつでもカウンセリングの予約が可能だ。また、AIチャットボット機能から要望や相談を入力することで、ニーズに応じた各種サービスへと簡単にたどり着けられる。

日本初のAIを用いたアセスメントツール

「AIアセスメントツール」では、LINEのアプリケーション上で実施した質問に対する回答を元に、AIが相談者にマッチする企業の特徴を見い出す。キャリアカウンセラーはこのデータを元に、マッチした項目の要因を説明することで相談者の職業選択の幅を広げる支援を行っている。

求職者に合う求人情報を探すプロセスをデータ化しAIに学習させることで、マッチングの精度を向上させる。これまでのアセスメントツールと異なり、AIが企業側の回答と照らし合わせた結果のため、企業文化や職種とのマッチング度がより現実的である。

AIを用いたアセスメントシステムの利用は、京都が全国初だ。

【参考情報】

人口:145.0万人

関連URL:https://www.city.kyoto.lg.jp/sankan/page/0000287561.html (市HP)

※本記事は令和4年9月に総務省より公表された「地域社会のデジタル化に係る参考事例集【第2.0版】」を基に作成・編集している。

総務省「自治体DXの推進」: https://www.soumu.go.jp/denshijiti/index_00001.html

「地域社会のデジタル化に係る参考事例集【第2.0版】」:

https://www.soumu.go.jp/main_content/000835268.pdf

(執筆:デジタル行政 編集部)