仙台市、仙台 X-TECHイノベーションプロジェクト開始[ニュース]

仙台市、仙台 X-TECHイノベーションプロジェクト開始[ニュース]

宮城県仙台市は、株式会社zero to one、AI inside 株式会社、株式会社ミヤックス、パーソルイノベーション株式会社 TECH PLAY COMPANY及びeiicon COMPANYが共同で設立した「仙台 X-TECH 推進事務局」とともに、「仙台X-TECHイノベーションプロジェクト2022-2023」を開始した。

前年度に実施した「仙台X-TECHイノベーションプロジェクト2021」では、仙台市の​​地域産業におけるAI利活用事例の創出やAIを最大限活用できる人材の育成に取り組むなど、AI関連ビジネスが持続的に生まれる「AI-Ready都市・仙台」を目指してきた。今年度の「仙台X-TECHイノベーションプロジェクト2022-2023」では、昨年度までの土台を活かしつつ、成功モデルの継続・発展と、課題を解決するための新モデルの実践を交えながら、プログラムを企画・設計・実践する。また、産官学をまたいで地域内外の関係機関・団体・企業との連携をさらに強化し、地元発で永続的に先端技術を活用した事業が生まれていく「エコシステム」の構築を推進していく予定。

本事務局では「X-TECHイノベーションを軸に日本一のAI-Ready都市・仙台を目指す」ことをミッションに、以下の目標達成に向け活動している。

1.AI人材人数 地方都市No.1(G検定・E資格取得者 地方都市で日本一)
前年度「仙台X-TECHイノベーションプロジェクト2021-2022」では、各種取り組みを通じて合計36名のG検定・E資格取得者を輩出した。2022年3月時点、仙台市のG検定・E資格取得者数は、それぞれ全国13位・12位となっている。今年度も、「仙台X-TECHイノベーションプロジェクト2022-2023」でのAI人材育成事業を継続し、早期の全国トップ10入りを目指す。

2.X-TECH活用事例30件創出(AI活用による売上又は収益向上事例30件創出)
前年度の取り組みを通じて、計15件のAI活用事例につながるアイデアが集まっている。今年度は、さらに15件を創出し前年度からの累計で30件達成を目指す。

3.X-TECH仙台モデルの実現(持続的にイノベーションを創出するエコシステム構築)
AI人材育成とAI活用のサイクルが仙台・東北内で自発的に生まれる「エコシステム」構築を目指し、産官学をまたいだ関係各社・団体との連携をさらに強化し、来年度までの組織化を目指す。

今年度の「仙台X-TECHイノベーションプロジェクト2022-2023」の開始にあたり、キックオフイベントを7月27日(水)に開催する。日本ディープラーニング協会後援のもと、同協会理事長である東京大学松尾豊先生による特別講演(ビデオレクチャー)、岡田事務局長による講演を行う。また、昨年度参加者3名によるトークセッションでは、各種プログラムに参加した感想や学び、その後の活用や展開などを話してもらい、最後には事務局より、今年度事業の全体像及び各種プログラムの概要・スケジュールを紹介する。

イベント概要
参加対象者  :仙台・東北を中心とした中小企業経営者やビジネスパーソン、エンジニア
        仙台X-TECHの取り組みに関心・興味がある公的機関、大学、産業支援機関の人々
開催日時   :2022年7月27日(水)18:30〜20:30 ※オンライン参加者は20:00終了予定
開催場所   :INTILAQ東北イノベーションセンター(https://intilaq.jp/access/
定員     :オフライン参加40名 / オンライン参加100名
開催場所   :オフライン/オンライン ハイブリット開催
主催     :仙台市
後援     :一般社団法人日本ディープラーニング協会(JDLA)
        CDLE宮城(JDLA「G検定」「E資格」合格者コミュニティ宮城支部)
協力     :INTILAQ東北イノベーションセンター
企画・運営  :仙台X-TECH推進事務局

プログラム
  ①開会あいさつ
  ②特別講演
   一般社団法人日本ディープラーニング協会 理事長(東京大学大学院工学系研究科 教授)松尾 豊氏
  ③ゲスト講演
   一般社団法人日本ディープラーニング協会 理事・事務局長 岡田 隆太朗氏
  ④昨年度参加者によるトークセッション
  ⑤今年度プログラムの説明
  ⑥閉会あいさつ
  ⑦名刺交換会(リアル参加者のみ)

参加申込方法
 参加をご希望の方は、下記のURLより申込み
 https://techplay.jp/event/865186

■参考情報
前年度の取り組みについては、下記のURLを参照
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000010.000084933.html 

(執筆:デジタル行政 編集部 和泉 理子)