朝日町、自治体DX・カーボンニュートラル推進部署「みんなで未来!課」を設置、博報堂と官民連携[ニュース]

朝日町、自治体DX・カーボンニュートラル推進部署「みんなで未来!課」を設置、博報堂と官民連携[ニュース]

富山県朝日町は、株式会社博報堂と2021年10月に締結したデジタルトランスフォーメーション(DX)連携協定を拡張させ、DX・カーボンニュートラル・情報発信/推進に特化した朝日町の新部署「みんなで未来!課」を官民連携で推進することを発表した。

朝日町と博報堂は、朝日町の自治体サービスの住民利便性向上を目的に、DXに関する課題について相互に連携・協力する連携協定を締結、マイカー相乗り公共交通サービス「ノッカルあさひまち」や地域ポイントとLINEを活用した地域住民向けMaaS実証実験「ポHUNT(ポハント)」などの取り組みを開始しており、生活や地域コミュニティの活性化に寄与するサービス構築をともに推進してきた。

みんなで未来!課では、「みんなでつくるDXの実現」を掲げ、下記項目を推進していく。

1. 公共交通のDX―共助型マイカー交通「ノッカルあさひまち」×地域交通プラットフォームとして推進
2. 行政サービスのDX―「ポHUNT」を行政×住民の共創プラットフォームとして推進
3. グリーン戦略のDX―行政だけでなくみんなで取り組むグリーントランスフォーメーション(GX)プラットフォームの推進
4. 子育て環境のDX―学校や家庭だけでない地域での子育てプラットフォームの推進

博報堂からは、総務省の地域活性化企業人制度を活用し、ノッカルあさひまちのサービス開発を担ったDX推進の専門人材が参画。朝日町の社会課題に対し、官民連携体制を構築し、博報堂が取り組む「価値創造型DX」と生活者視点での解決を目指す。

(執筆:デジタル行政 編集部 和泉 理子)