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加賀市、デジタル田園健康特区(仮称)として認定 [ニュース]

加賀市、デジタル田園健康特区(仮称)として認定 [ニュース]

加賀市では、市民が先端技術を活用して便利で快適にすごせるまちを目指す「スマートシティ加賀」を進めており、このスマートシティを加速実現させるため、昨年4月に国が進めるスーパーシティ型国家戦略特別区域に大阪市や仙台市等の大都市をはじめとした30の自治体と競争する形で申請した。

今回、加賀市がスーパーシティ型国家戦略特別区域として提案していた医療・健康分野や交通分野の取り組みが先進的なものであるとの評価を受け、令和4年3月10日(木)に開催された、第53回国家戦略特別区域諮問会議において、「デジタル田園都市国家構想」を先導する国家戦略特区として、スーパーシティと両輪をなす「デジタル田園健康特区(仮称)」に認定される。

国では、地方からデジタルの実装を進め、新たな変革の波を起こし、地方と都市の差を縮めていくことで、世界とつながる「デジタル田園都市国家構想」の実現を目指している。

<デジタル田園健康特区(仮称)とは>

・デジタル技術の活用によって、地域における健康、医療に関する課題の解決に重点的に取り組む複数の自治体をまとめて指定し、地域のデジタル化と規制改革を強力に推進することを目的に創設される国家戦略特区。

・加賀市は、個人が所有する医療データを、本人同意のもと、医療機関で連携される「医療版情報銀行」の仕組みや免許返納などの個人の状況に応じて交通運賃が変動する仕組みの提案が評価された。今後は、市長をはじめ、地方創生担当大臣や専門家等で構成する、「(仮称)デジタル田園健康特別区域会議」において具体的な計画を策定する予定。

(執筆:デジタル行政 編集部 與那嶺 俊)