• TOP
  • 記事
  • 兵庫県姫路市がポイントプログ...

兵庫県姫路市がポイントプログラム基盤「giftee Point Base」を自治体で初めて採択

兵庫県姫路市がポイントプログラム基盤「giftee Point Base」を自治体で初めて採択

兵庫県姫路市は、株式会社ギフティが提供するデジタルギフトを活用した法人・自治体向けサービス「giftee for Business」を「学習プラットフォーム事業」に採択した。これにより、同事業で発行される「学習ポイント(ひめじポイント)」の付与・管理からデジタルギフトへの交換までをワンストップで実現するポイントプログラム基盤「giftee Point Base」が導入され、2025年7月1日より「姫路市学習プラットフォーム」にてポイントの付与が開始された。自治体事業における「giftee Point Base」の採用は、今回が初である。

同市では、市民の健康づくりやボランティア、出産・子育て支援を目的としたポイント事業「ひめじポイント」を展開しており、2023年度から3年度連続で「giftee for Business」を採択している。これにより市民は獲得した「ひめじポイント」を「giftee Box®」や「えらべるPay®」といったデジタルギフトに交換することが可能となっている。

また、姫路版スマートシティ事業の一環として2025年1月27日から「学習プラットフォーム事業」を開始した。これは市内児童生徒の基礎学力向上や教育機会の均等化を目的としたメタバース型学習空間であり、動画教材やデジタルドリル、オンライン授業などが利用できる。

さらに「スタディサプリ」と連携し、学習成果に応じて「学習ポイント(ひめじポイント)」が付与される仕組みを導入している。現在は、市立中学校5校で先行実施されており、「スタディサプリ」での学習成果に基づき年間最大3,000ポイントが付与される。ポイントの受け取りには、保護者のスマートフォンに「xIDアプリ」と「マイナサインアプリ」を導入し、マイナンバーカードを用いた本人認証を行う必要がある。受け取ったポイントは全国の書店や飲食店、ECサイトなど23ブランド37種類のデジタルギフトと交換可能であり、保護者のアカウントを通じて安全に利用できる。

(執筆:デジタル行政 編集部)