東京都中野区、中小企業向け補助金・助成金診断システムを導入[ニュース]

東京都中野区、中小企業向け補助金・助成金診断システムを導入[ニュース]

東京都中野区は、株式会社ライトアップの「中小企業向け・補助金・助成金診断システム」(Jシステム)を区内に導入した。
本システムは、自治体業務・地域中小企業の支援を目的としたもので、将来的には機能の段階的な拡充によって、補助金や助成金の自動提案・申請支援・制度マッチング自動化などを実現する見込み。

背景

自治体が行う中小企業支援業務は、制度案内や申請支援に多くの時間・人手を要し、対応が困難な場合が少なくない。
結果、企業側も支援制度の存在を知るに至らず、申請が増えないケースが各地で多発している。
中野区ではこうした状況を改善するため、株式会社ライトアップと連携しJシステムを導入した。

今後の展望

JシステムはAIエージェント機能の拡充も目指しており、今後以下の機能の強化が予定されている。

・支援制度のAIマッチングを活用した自動レコメンド
・書類作成支援の自動化
・チャットボットを用いた申請相談の即時対応
・行政と事業者間やり取りの自動通知・進行管理

(執筆:デジタル行政 編集部)